はようございます。
今日もどんより空の中朝から仕事に向かってい
ます。
私は昔油絵を習っていたことがあります。
その頃私はきれいな色がとても好きできれいな 色を出したくて、色を重ねていくのですが
やはり選ぶ色は淡いきれいな色
自分の好きな淡くきれいな色ばかりを使ってい ました。
ある時教えて頂いていた油絵の先生から
君の絵は本当にきれいな色合いだね、と誉めて いただいて、そのあとに先生はこう続けられま した。
だけどね、本当にそのきれいな明るい色を出す
ためにはダークな汚い色も使った方がいいんだ よ
と
そしてこう続けられました。
油絵というのは色を重ねていくのですが
ダークな色を重ねてその上にきれいな明るい色 を重ねてそして、そのしたのダークな色が少し
見えることで、そのきれいな色が引き立ち深み がでるんた。と説明してくれました。 まだ20歳そこそこのわたしは、そんなものなの
かと、その後ダークな色も使うように心がける のですが、その頃は、心で受け止めているとい うよりは、頭で理解していた気がします。
なので使ってはいましたがやはりなかなかダー クな色は好きになれませんでした。
それが年齢を重ねていくうち、なんとなーくそ
の深みのある色あいが好きになって、きたよう に思います。
油絵のそれは
心のきれいさ、美しさも似ている気がします。
本当の意味で、磨かれた美しい心は
嫌なことは、おきてほしくないし苦しいのも嫌 だけど
後になってみればそのお陰で今があったり、大
きく変化できたり。 真剣に、人や自分と向き合ったり
その人が今まで生きてきた中の、いいことも悪 いことも積み重なって、その人の心のふかみと
なっていくのだなと感じます。
して表面に見えてない行いがその人の深みとな って現れて
本当に美しい磨かれたこころはそんな中から、
その人なりに輝くものなんだろうな、なんて思 います。
ティン空 今村のりこ
メンタルサポート研究所グループ